COLUMN コラム

公共事業と収益事業と公益事業

12.15 2025
MON

 公共事業は赤字でも構わない。「勤務時間を過ぎていますから消火活動には応じられません」と消防署が言えるわけがない。これは国家が国民へのサービスを約束したことだからだ。
 一方で、収益事業(営利企業)のど真ん中は利益だ。「赤字にしてはならない。ちゃんと利益を出して、応分の税金を納めて、公共の手によって再配分されることが正しい世の中の仕組みだ。」と大和ハウス工業の創業者は常々話された。
 もう一つの公益事業は、あいまいだ。社員に「こういう寄付をしたいから皆のボーナスを少し削るぞ」と告げて、社員が一生懸命働くわけがない。
 公共・収益・公益という、この三つのポートフォリオのバランスが問題で、これを探求したいと思い、社内ではなく社外にその概念体を置き、実験することにした。まだ解は見えていない。