COLUMN コラム

自由の女神 

10.26 2026
MON

 ほぼ日マンガ部のポスターが届いた。オフセット印刷のものは、大和リースの本社に、シルクスクリーン印刷のものは公縁クロス機構の東京のサロンに飾ることにした。何がどう違うのかよくわかっていなかったが、糸井重里さんの説明によるとシルクスクリーン印刷というのは、要するに版画だ。「53色」のインクを手作業で「55回」刷り重ねるという、ドえらいものらしい。図柄は、巨匠横尾忠則さんの絵「自由の女神」だ。90歳を超えても強烈な色彩は健在だ。

 糸井重里さんは不思議な人だ。何が不思議かというとうまく言えないが、飄々としている、涼やかに微笑んでいる、とどつまり浮浪れている、そんな感じだ(たった3回しか会った事がない私が言うのも変な話だが(笑))。じきに80歳に手が届くお年頃だが、全くその素振りがない。実に愉快な人である。

 最初にお会いした時に「私、ほっておくと死ぬまで喋っているので」宣言をして、小一時間の間を私が殆ど喋っていた。時間が来て帰りがけに糸井さんが名残惜し気に一言、「森田さん、私何も喋っていないよお」(笑)ありゃ、糸井さんが微笑んでいたのは、私が喋りすぎて、糸井さんが話す間がなかったからかもしれん(笑)。