COLUMN コラム
オモチャ
6.22
以前、霧の芸術家の中谷芙二子さんに、霧は液体になったり、気体になったりと壊れやすいモノ(vulnerability)だと教わった。咄嗟に被災者や生活弱者のことが頭をよぎった。と同時に、経営者としては状況に応じて変化していく水の強さ、大和ハウス工業の創業者が好きだった黒田官兵衛の「水五訓」の教えを思い出す。
「霧」「靄(もや)」「霞(かすみ)」は、視界の距離で区分しているらしいが、気象予報士の試験に出てきそうなことなど我々一般大衆人には大きな意味を持たない。どうも日本語は細やかすぎる表現が多すぎる、と話していると娘がボソッと「お父さん、英語にもミスト(mist)とフォグ(fog)があるよ」
㈱いけうちの中井志郎社長が1㏄の水が気化する時に1㎥の空気を2℃冷やすと教えてくれた。でも給水できる場所でないと難しい。じゃあ給水車にノズルをつけたら!とミスト車ができた。車両デザインは水戸岡鋭治さんが二つ返事で引き受けてくれた。自治体の皆さんに屋外イベントのおりに、無料提供しているのだが、なかなか伝わらない。
「そうだオモチャを作ろう!」ということで、ミスト車のミニチュアをこさえる事にした。
※オモチャ:手にもって遊ぶモノ(日本玩具文化財団HP)
