COLUMN コラム

真夏の地震

8.3 2026
MON

 2016年の地震から10年の節目に、自身のプレハブ建築協会規格建築部会長再任の報告もかねて、7月24日の金曜日に熊本県庁へ表敬訪問した。当時、木村県知事は前知事からの要望で総務省から熊本県に赴任していたそうで、回顧話から今後の公民連携の在り方等多岐に渡って話が弾んだ。
 明けて火曜日の夕方4時過ぎ、高校の後輩東野圭吾氏の若すぎる悲報に残念コールが並ぶ同窓生LINEを執務室で眺めていた時だ。「みしっ」と小さいけれど嫌な音がした。咄嗟に「地震だ」と部屋を出たが、まだ誰も感じていなかったようだ。ほどなく揺れ出し、あちらこちらで声が上がった。2000年以降、たびたび味わう「長周期地震動」の揺れだ。しばらくニュース速報から目が離せない日々が続きそうだ。

 大臣から電話があった。「真夏に起きた地震は例がない。先行報告では、現地の水不足・暑熱対策が喫緊の課題だ。」確かに、ここ数十年の大規模地震の発生月は、1月の阪神、能登、3月の東日本、4月の熊本、9月の北海道胆振、10月の新潟中越などだ。
 ミスト車は給水と暑熱対策の二段備えになっているので、少しでも役立てればと2日後に派遣する事にした。ご予約いただいていた自治体の皆様に事情を話してご理解を賜った。こういう時に相身互いが通ずる国に生まれて良かったとつくづく感じる。

 被災された皆様に改めてお見舞いを申し上げます。

 ※公縁クロス機構では、熊本地震による被災地の暑熱対策の要請を受けて熊本市にミスト車を派遣、現在は主に給水支援を行っています。